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VOICE
先輩の声

救急の経験が確かな力に
専攻医
佐藤 莉和
岩手県北上市出身
岩手医科大学卒業
01
医師を志したきっかけ、救急科を選んだ理由を教えてください。
コードブルーやERなどドラマの影響で医師を目指しました。
初期対応ができればこの先どこの科に進んでも応用が効くと考え、救急科を選びました。
02
この病院・救急科を選んだ理由、決め手は何でしたか?
元々災害医療や感染症に興味があり、DMATで活躍された眞瀬智彦先生、敗血症に詳しい高橋学先生がいらっしゃるので、ここを選びました。あとは皆さんの医局での自由な雰囲気がよかったです。
また、救急科の中でもグループ(整 形外傷グループ、呼吸器科グループ、外科グループなど)に分かれており、それぞれの科の専門の上級医がいるため、どのグループに属しても、様々な手技や知識をご教授いただける点が強みだと思います。
★ 実習時、自由の中でも忙しい時は切り替えがしっかりあって働きやすそうな職場だなとおもいました。やる気次第でどこまでもやらせて頂け、幅広い経験ができると思うので、救急科に入りたいという思いがある方はもちろん、私のように自分が何をしたいのかわからなかった方にもおすすめです。
03
指導体制やフィードバックはどのような感じですか?
できるだけ1回で覚えられるようには頑張りますが、何回聞いても答えてくださる先生方が多く、学ぶ側としてはとても質問しやすいです。
04
他科との連携、コンサルトのしやすさは?
前述したように、救急科はグループ制でコンサルトする時は基本的に救急科内で、、ということになるので、顔見知りが多くてとても相談しやすいです。
05
これまでで印象に残っている症例・エピソードは?
お看取りすることも多くありますが、「90歳、100歳で亡くなると、周りの人は大往生で良かったというけれど、家族にとっては100歳、200歳でもずーっと長生きしてほしかった。」という言葉を聞いた時は、ハッとさせられました。
06
自分自身が成長したと感じる瞬間は?
以前と似たような場面でも心の余裕ができたと感じる時は、成長したなと感じます。
07
救急医として大事にしていることは?
どんな小さなことでもめんどくさがらず、先手を打って増悪を防ぐことを心がけています。
08
今後どのようなキャリアを考えていますか?
県の奨学生なので、まずは義務履行をはたしながら、岩手県内の救急の実情を学んでいけたらなと思っています。
救急科専攻医の1日
救急科 呼吸器グループ所属
佐藤先生のとある1日


8:30 出 勤
回診までにカルテから情報収集します。
10:00
病棟対応、救急車対応

グループの入院患者さんの病棟対応や救急車で搬送された患者さんの入院対応をします。
私の所属する呼吸器グループが入院対応する患者さんの例としては、間質性肺炎などの呼吸器疾患や重症で他の科で対応困難な内科緊急疾患(中毒、心肺停止後心拍再開症例等)です。
12:00~13:00
救急科・総合診療科合同カンファレンス
(毎週木曜日)
毎週木曜日は総合診療科と合同カンファレンスがあり、グループ当番制で症例発表をします。
学生さんや研修医の先生も参加し、積極的な質疑応答が繰り広げられます。

16:00~16:30 夕回診
その日1日でどう変化があったかを確認するため、カルテ閲覧後、回診します。
17:30 帰宅
当直がなければ、帰宅します。
病棟番(入院患者さんに何かあれば来院して対応する。)があっても帰宅可能なので一旦帰宅しPHSを持参して自宅で待機します。
9:30 朝回診

カルテ情報を元に、方針についてグループ内で話し合った後に入院中の患者さんの回診をします。
積極的にアセスメント、プランを指導医に提示し、細かいところまでご指導して頂くため、とても勉強になる時間です。
11:30 昼食

時間をみつけてさっと昼食を食べます。院内にはローソンや食堂、お弁当屋さんがあります。たまに来るキッチンカーで買うこともあります。
13:00~16:00
病棟対応、救急車対応

再度病棟業務に戻ります。
救急科は高カロリー輸液や持続的な昇圧薬を必要とする方が多く、中心静脈カテーテルで管理することが多々あります。感染を防ぐため、定期的に入れ替えます。
16:50~17:10
救急車カンファレンス

その日救急車で搬送された方の総括をします。
当院専属の救急救命士さんや学生さんも参加し、今後の対策等についても話し合います。
他にも、ヘリ当番の日はOJT(On The Job Training)としてDoctor Heliに乗ります。


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