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Dr.Heri PROJECTS:ドクターヘリ

Dr.Heri

PROJECT

全長:12.16m

全幅:10.2m

最大全備重量:2.830㎏

最大巡航速度:254㎞/h

航続距離:630km

搭乗定員:6名

 

 

 

ドクターヘリ概要

ドクターヘリは「空飛ぶ救命室」とも呼ばれ、救急医療専用ヘリコプターに医師と看護師が搭乗して救急現場等に出動し、傷病者の診断と治療を行いながら医療機関に速やかに搬送するヘリコプターです。

救命率の向上および後遺症の軽減を目的に運用され、消防機関の要請により出動し、フライトドクターの判断により岩手医科大学病院または適切な病院への搬送を行います。

また、ドクターヘリだけでは救命率が向上するわけではありません。救急隊の病院前救護から、搬送先病院での根本的治療までのリレーが円滑に機能することが大切で、ヘリはその重要な一端を担っています。

ドクターヘリの使命は救命率の向上と後遺症の軽減ですがそれを可能にするには以下3つの要素が必要と考えています。

①より早く診断・治療を開始する。

②より適切な病院を選定し連携をとる

③より短時間で運ぶ方法を選択する

以上により患者様の病態、搬送時間やマンパワーなど総合的なロスを抑えることができ、より適切に、迅速に専門的な機関へ搬送し引き続き加療を行うことができるようになります。

ドクターヘリの使命と役割

70㎞圏内25分

①より速く救急医を派遣し診断と治療を開始

ドクターヘリの最も重要な役割は、ドクターとナースを現場まで迅速に派遣することにあります。それにより、早期の診断と、救命治療が開始できます。同時に②③を可能にします。

②より適切な病院を選定し連携をとる

今までは直近の中核病院へ救急車搬送すことが殆どでしたが、病院により機能が異なるため、搬送先で治療が無理な場合は加療可能な病院へ再搬送となっていました。しかし、ドクターヘリの活用により、フライトドクターが診断し、それに適した病院を選定し、連携を取り搬送することで根本治療までの時間が大幅に短縮されました。(例:トラウマバイパスやPCI、tPa、血栓回収など)

 

③より短時間で運ぶ方法を選択する

すべてがヘリコプターで搬送されるわけではありません。

山間部や沿岸部などの遠隔地ではヘリの搬送は陸路の3倍の速さで搬送可能です(沿岸部から陸路では片道90分ですが、空路では25分)。しかし、市街地では着陸場所も限られ、救急車でのドクターカー搬送を選択することもあります。また同時多発事故などでは、複数名患者様がおり、現場でトリアージを行い病院と搬送方法を選択します。その場合、最重症者はヘリで搬送しますが、他は陸路搬送としたり、ヘリでピストン搬送することもあります。

軽症の場合は救急隊のみで陸路搬送させていただく事もあります。

図4
20140813_GPS無し一関市東山7
20140802_1519安比高原スキー場4
20151005_3115小本小中1
20140906_宮古市白浜漁港 (1)
20140728_3033医療の村
16010101_GPS無し早池峰ダム道の駅2
20140706_3033医療の村3
図2
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